知れば面白くなる自転車ロードレーサーのあだ名について

知れば面白くなる自転車ロードレーサーのあだ名について


ヴィンチェンツォ・ニバリ「ロ・スクアロ・デッロ・ストレット(海峡のサメ)」

現役選手の中で唯一ツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリア、ブエルタ・ア・エスパーニャの3つのグランツールを制している(アルベルト・コンタドールは2017年に引退)イタリア人ロードレーサーは一度敵に噛みついたら絶対に離れず、時に果敢なアタックを繰り返すレーススタイルとイタリア南部のメッシーナ海峡の前で生まれたことから「ロ・スクアロ・デッロ・ストレット(海峡のサメ)」という二つ名がつけられました。2016年には自身二度目となるジロ・デ・イタリア総合優勝を飾るなど、まだまだ強い名選手です。

マリオ・チッポリーニ「ライオン・キング」

プロ通算191勝をあげたイタリア最強のスプリンターのマリオ・チッポリーニは身長189㎝、体重80㎏の大柄の体格や、風貌、力強い走りや言動などからサバンナの頂点に君臨する「ライオン・キング」という二つ名がつけられました。彼が打ち立てたジロ・デ・イタリアの通算ステージ勝利42勝はいまだに破られていない記録となっています。

マーク・カヴェンディッシュ「マン島超特急」

他を圧倒する加速から生まれるスプリントで、数々の勝利を収めてきたイギリスの名スプリンターのマーク・カヴェンディッシュ。過去に所属していた「チームHTCコロンビア」では、ゴール前に隊列の揃ったトレインを組んで、ゴール前でカヴェンディッシュを発射するという戦術で多くの勝利をあげたことと、カヴェンディッシュ自身がイギリスのマン島生まれであることから、「マン島超特急」という二つ名がつけられました。また、ゴール前で発射されて飛び込んでいく姿が、まるで弾丸のようだったことから「キャノンボール」という呼ばれ方もされていました。

アンドレ・グライペル「ゴリラ」

他の選手の二つ名とは異なりかなりストレートな呼び方ですが、確かに力強いゴールスプリントと大柄な体格、存在感はゴリラそのものといっていいでしょう。また、グライペル自身もこの「ゴリラ」という二つ名は気に入っているようで、自身が乗っているロードバイクにゴリラのイラストを入れていたりします。

ローラン・フィニョン「教授」

1980年~1990年代に活躍したフランス人レーサーで83年、84年にツール・ド・フランス総合優勝を勝ち取った名選手でもあります。同時期には同じフランス人ロードレーサー、ベルナール・イノーの存在もあり、ライバルとして多くの名勝負を演じてきました。そんな彼につけられた二つ名は「教授」という何ともスポーツ選手には似合わないものでしたが、レースで茶区長している細い丸メガネと知的な風貌、そしてバカロレア国際的な大学入学資格)を持っていた知性派レーサーとしても有名でしたので、こういった二つ名で呼ばれていました。

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