なぜ中国は自転車だらけ⁇中国経済からみる独特の自転車文化

なぜ中国は自転車だらけ⁇中国経済からみる独特の自転車文化


中国と言えば、道路に自転車があふれているという印象が強いですね。映画などでも、中国を映し出すシーンでは、大勢の人たちがひしめき合いながら自転車に乗っていたりします。さて、なぜ中国という国は、自転車大国として世界中の人に認知されるようになったのでしょうか?中国の経済と、その歴史を垣間見ながら探ってみたいと思います。

中国にとっての自転車という存在

自転車生産大国と呼ばれた中国

DSC_4096
中国は、戦前から行っていたとされる自転車生産において、これまでずっと大国と言われてきました。世界で圧倒的な生産台数を誇る背景には、生産コストを安くおさえられることから、中国に多くの海外企業が進出し、工場を設けたことがあります。これには日本をはじめ、世界のトップとされるブランドの工場も含まれます。過去には、全世界の年間総生産数の半分以上の自転車が、中国で生産されたこともありました。

消費においても大国と呼ばれた中国

自転車の消費の面でも中国は大国として知られ、実際、1980~1990年代前後の中国は、自転車の保有台数が最高で5億にも達し、通勤ラッシュ時は、道路が自転車に乗る人であふれていました。自動車と自転車の大群が入り乱れる大渋滞。その光景には恐怖すら感じます。この頃の中国にとって自転車という乗り物は、人々の移動手段としてとても重宝されていたのです。

人々の生活に密着する自転車

庶民の貴重な移動手段として普及

Bicycle Brigade
ご存じのとおり、かつての中国は経済面では発展途上でした。十数億もの人口を抱える中、人々の貧富の差は激しく、ほとんどが質素な暮らしを強いられる庶民です。高価な自動車を手に入れるなど夢のまた夢で、それよりも安価で購入しやすく、便利に乗り回せる自転車が、まさに中国庶民の貴重な足として、たくさんの家庭に浸透して行ったのです。街なかで、押し寄せるような巨大な自転車の大群が成されるのも、必至のことでした。

ログインしなくてもゲストとしてコメントが可能です。詳しく

コメントを残す

1 コメント - "なぜ中国は自転車だらけ⁇中国経済からみる独特の自転車文化"

avatar
並び替え:   新しい順 | 古い順 | 最も評価の多い
Kei Modeler(Facebookページより)
Kei Modeler(Facebookページより)

広州、鄭州、蘇州、上海…自動車の大渋滞とミニバイク、夜間には無音・無灯火で歩道を走る電動自転車(電動補助ではない)という経験をしたが 昔の映像にあるような自転車だらけ風景に私は会った事が無い。

wpDiscuz