テスタッチ国産フレームの魅力とは?マニアックなファンの心をつかむ

テスタッチ国産フレームの魅力とは?マニアックなファンの心をつかむ


日本では一番長い歴史を持つフレームが、クロモリ(クロムモリブデン鋼の略)製フレームです。アルミやカーボンに押されていますが、スチール合金なので耐久性や強度が高く、長年愛用している根強いファンがいます。静かなブームの中で世界が認める「テスタッチ」をご紹介します。

クロモリフレームで評価の高いテスタッチ

「1999年に設立された日本の自転車メーカー」とWikipediaの記載がありますが、正確には東京サンエスが東洋フレームと共に立ち上げた「ブランド」がテスタッチ(TESTACH)と、上司辰治氏が語っています。ネットでも情報が少なく、「テスタッチ公式サイト」にはリンクできず、情報サイトでも記載がいろいろ…東京サンエスが東洋に生産を委託したOEMモデルとあったり、東洋の自社ブランドとあったりします。

東京サンエスとシクロクロスのかかわりは1995年頃に遡ります。当時TOYOさんがRITCHEYを作っていて、RITCHEYのノウハウによって、後にTOYOさんと共にTESTACHというブランドを始めました。
その頃、辻浦くんや池本さんが乗ってくれていました。

Jan.7 2016/Talk member:上司辰治(東京サンエス 取締役・プロダクトデザイナー)
引用元: http://www.cyclocross.jp/partners/2016/tsss01.htmlまず、東洋フレームに馴染みのない方もいらっしゃるかもしれないので少し触れておきたい。東洋フレームは、私が住んでいる家からも程近い大阪府柏原市にある国産のフレームメーカーだ。

ピナレロにルックにリドレーやタイムと昨今の自転車ブームに乗りいわゆる外車の名前はスラスラと出てくるサイクリストは多い。しかし「東洋フレームは?」と聞くとどうだろう。「RITCHEYやスペシャの・・・シクロならTESTACHが・・・」と返すサイクリスト少ない(むしろあまり居ない)。

ただ、東洋フレームは別にマニアックというわけではなく、例えばシクロクロスを愛する自転車好きであれば、殆ど知っているはずだ。ただ、ある限られた枠の中で異様な存在感があるメーカーと感じる。どうしても私は竹之内悠選手や福本選手(元シルベスト)が操るシクロクロスのイメージが強い。

やはり物を売る際にプロモーション的な面は非常に大きい。東洋フレームは雑誌にも広告を打たないが密やかに、だが「日本的なしたたかさ」がある。その「MADE IN JAPAN」いや、あえて「日本製」と書きたい東洋フレームは海外からの評価も高い。

(中略)

毎年目新しく「201X年モデル」なんて物は東洋フレームには存在しない。ただ、いくら時代が流れても新しくもならず、古くもならずサイクリストに寄り添って進んで行ってくれる、そんなバイクに仕上がるのが東洋フレームだと思うのだ。
引用元: http://rbs.ta36.com/?p=24978
テスタッチが、屈指の技術力を誇るブランドなのは確かです。クロモリフレームを最も得意とし、製造の東洋フレームには、伝説のフレームビルダー、トム・リッチー直伝の溶接技術があります。国産メーカーなので、日本人の体格などに合った自転車を製造し、日本人ライダーに人気です。テスタッチのクロモリフレームには、ビート3・テンチ・シクロ-トライ・ミニヨンなどがあります。アルミ全盛期の業界で、クロモリにこだわります。

クロモリフレームはシクロクロスで力を発揮

◯ 東京サンエスとシクロクロスにまつわる主なトピックス
・1995年 RITCHEYブランドのスイスクロス、TOYOブランドのシクロクロスフレームを販売開始
・1996年 長野シクロクロスミーティングに全戦サポートとして参加 以降97、98年スポンンサード
・1996年 当時の弊社社員「川崎典子」が第1回全日本シクロクロス選手権女子にて優勝
・1996年 OTAKEブランドでシクロクロス販売開始
・1998年 TESTACHブランドでシクロクロス販売開始
・2015年 OnebyESUブランドでシクロクロス販売開始
引用元: http://www.cyclocross.jp/partners/2016/tsss01.html
スチールフレームは、競輪が規定として定めていることで生き残り、日本レース界を競輪界が支えているという事実があります。自転車界を支えるのは競輪フレームビルダー、つまりクロモリフレームのビルダーたちと言えます。レース以外だと、高品質のクロモリフレームを装備したスポーツ自転車に、どれだけの人が乗っているでしょうか…市場的には少数で「マニアックな人たちの乗り物」というイメージがありませんか?

テスタッチは「レーシング」がコンセプトでした。最近では、生粋の江戸っ子みたいな「粋でいなせ」な、昔ながらのクロモリフレームが、アメリカで若者の間に流行しているそうです。「クールだぜっ!」風なノリで、ビジュアル的にシックでシンプルなのが、好みなのかもしれません。シクロクロスに限らず、すべてのバイクに使用されるクロモリはライダーはもちろん、乗り心地の良さを知った一般の人にも、支持されはじめています。

カテゴリ
タグ すべてのタグを見る

本記事は、2016年9月22日現在の情報です。実際の価格や在庫等が異なる可能性があります。ご了承くださいませ。
当記事に使用されている文章・画像・データ等は、まとめ作成者が記事の内容を説明するために選出したものです。また、この記事の情報(個人の感想等を含む)について、正確性、完全性、有益性、特定目的への適合性、その他一切について責任を負うものではありません。この記事の情報を用いて行う行動に関する判断・決定は、利用者ご自身の責任において行ってください。

+ コメントがありません